デバンニングの料金相場【5社比較】
- 2022.05.16
- デバンニング

デバンニングを外注した場合、いくらになるのか?
実際の5社の料金を比較してみます。
テーマ:デバンニングを外注した場合の料金相場
Contents
デバンニング業務を外注する
デバンニングの業務を外注(アウトソーシング)する場合、1本あたりいくらという契約になる事が多いです。
料金の算出方法
デバンニング料金は多くの業者がコンテナ1本当たりいくらという固定料金制を取っています。
料金は、貨物のケース数、重量、SKU(種類)、それらを荷下ろしする際の作業時間、作業人数を考慮した上で算出されます。
また、40フィートと20フィートの金額は異なります。更に、貨物の内容によって料金は変動します。
■重量物
■ケース数が多い
■付帯作業が発生する(検品や仕分けなど)
こういった場合は、料金が割り増しになる傾向があります。事業者からすればこういったコンテナはより多くの人員を必要とするので料金が割り増しになる事は自然と言えます。
デバンニングの料金の比較(5社)
ここからは実際に各社のデバンニング料金を比較していきます。それぞれ公式HPに記載されている料金となります。
例1:A社
40FT 20000円
20FT 15000円
※重量など貨物内容によって金額の変動有
例2:B社
40FT 15000円~17000円
20FT 10000円~12000円
※貨物の種類によって金額の変動有
例3:C社
40FT 27000円
20FT 20000円
※貨物内容、入庫時間によって金額の変動有
例4:D社
40FT 25000円
20FT 15000円
※数量によって金額の変動有
例5:E社
40FT 30000円
20FT 15000円
※固定料金制
コンテナ内容(ケース数や重量)によって料金の変動がある
多くの業者がコンテナ内容に対して変動する料金体系を取っている事が分かります。
デバンニング料金の相場
上記の料金の平均を計算すると以下の通りとなります。
40FT 23600円
20FT 15200円
つまり、デバンニング料金の相場は、
40FT 20000円~
20FT 15000円~
と言えます。ただし、これはあくまでも目安であり、貨物の内容によって大幅な変動があるのがデバンニングの料金です。
実際のデバンニング料金
実際のデバンニング料金をご紹介します。
例6:F社
40FT 23000円
20FT 18000円
こちらは実際にあったデバンニングの料金となります。
内容は
40FTケース数平均2000程度、貨物重量10キロ以下です。
20FTケース数平均800以下、貨物重量10キロ以下です。
ラップ巻き作業は含まれていて、フォークリフトでの格納は無しという条件になります。やはり相場に近い金額となっています。
デバンニング料金が割り増しになるケース
デバンニング料金が割り増しになるケースは以下の通りです。
- 貨物が重量物である(20~30キロ以上)
- 貨物の形状が特殊である(梱包されていない商品等)
- ケース数が多い(2000ケース以上)
- 付帯作業がある(検品、仕分けなど)
こういった場合は料金が割り増しになる可能性が高いです。
最後に
デバンニングの料金についてまとめます。
■デバンニング料金の目安は、40FT20000円~、20FT15000~
■ただし、貨物の内容によって大幅な変動がある
■重量物、ケース数が多い、付帯作業が有る場合は、料金が割り増しになる可能性が高い
-
前の記事
基本的なコンテナ荷下ろしの方法と手順【デバンニング】 2022.05.15
-
次の記事
倉庫作業員の人材不足を解消する方法 2022.05.18